伊勢神宮 20年に一度の「式年遷宮」
20年に一度の “大イベント”
伊勢神宮『式年遷宮』
2013年10月02日に行なわれる式年遷宮について、
「ミヤネ屋」や「ひるおび!」で特集をしていました。
33の神事や行事が行なわれる『式年遷宮』は、
1300年前の飛鳥時代から続く一連の行事で、
“永遠性”を実現させるために行なわれ、8年前から準備される
式年遷宮のクライマックス「遷御の儀」
厳かな雰囲気の中、提灯などの灯りを頼りに
御神体が新しい正殿へ遷(うつ)される
今回は10月02日 午後8時から遷宮に貢献した
特別奉排者 約3,000人が見守る中 行なわれる
前日に行なわれる「川原大祓」
社殿に納めるため新調された神宝や
神職らが祓い清められる
伊勢神宮の年間参拝客は例年700万人〜800万人程度
⇒ 今年は既に900万人を突破(9月時点)
『式年遷宮』豆知識
『式年遷宮』ってなに?
式年=決められた年
古くなった正殿から
隣に新しく造った正殿へ神様(天照大神)にお遷り頂き、
古い正殿は取り壊す
20年毎に繰り返す
どうして20年ごとなのか?
説① いつまでも変わらない姿に 繰り返し再生する “永遠” を求めた
説② 貴重な伝統工芸技術の伝承のため
説③ 「素木(しらき)造り」(無垢材と萱(かや)屋根)の社殿の
尊厳を保つには20年がふさわしい
いくらかかるの?
今年(第62回 : 2013)の遷宮費用は、
約570億円
⇒日本中からの寄付でまかなう
ちなみに… 20年前(1993年)の遷宮は約327億円
250億円ほど増えた費用は、
主に、伝統技術の伝承や後継者の育成にかかっているそうです。